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SEM情報コラム
リスティング豆知識第5弾!
担当の瀧澤です。
今日は配信設定の落とし穴ってことで
リスティング運用者なら誰もが経験していそうな
いわゆる”あるあるネタ”です。
いきなりですが、Yahooのスポンサードサーチで
ある設定をしたらいきなり配信ボリュームが落ちました
なんて経験をしたことはありませんか?
この、ある設定、、、
そう、サイトリターゲティング機能(GoogleではRLSA)です。
この機能としては
訪問者のリストを作成、設定することで
訪問履歴のあるユーザーと未訪問のユーザーに対して
広告の入札、余は広告の掲載順位を出しわけることができ、
訪問者については獲得意欲が高いと想定できるため上位に掲載、
それ以外のユーザーは掲載順位を落としてコスト抑制を図り
全体の獲得効率を高め、獲得単価を最適化できるのですが、
この訪問者リストを設定するときにトラップが!!
本来は、訪問者と未訪問者それぞれに出しわけるこの配信ですが、
訪問者リストの設定のみで対応を終えてしまうと、
配信対象ユーザーがデフォルトでターゲットリストのユーザー(訪問者)のみとなり
未訪問者に広告が出なくなってしまうのです。
これに気づかなければ、設定後からいきなり配信は大幅に減少し、
獲得機会を大きく失うことにも繋がります。
ただ、
あまりにこれにひっかかった人が多かったらしく、
現在は、デフォルトの設定が[ターゲットリストのユーザー]から[全ユーザー]に
変更になったみたいですね。
でもこれ、気を付けてください。
Yahooより抜粋
”2018年2月27日以前に作成済みのキャンペーン、および広告グループにターゲットリストを関連付けた場合の配信対象ユーザーの初期設定は、「ターゲットリストのユーザー」です。”
https://support-marketing.yahoo.co.jp/promotionalads/ss/articledetail?lan=ja&aid=7462
上記の通り、2018/2/27以前に作成済のキャンペーン、広告グループは対応していませんので
ハッとしたあなたは再確認を!
ではまた次回。