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第二新卒という言葉を耳にする機会が増えています。新卒でも中途でもない第二新卒とは、どのような人を指す言葉なのでしょうか。
また、第二新卒を積極的に採用する企業が多いという噂も聞こえてきます。
企業はどのような理由で第二新卒を採用しているのでしょうか。
今回は、第二新卒という言葉が指す人物像や第二新卒が転職活動を行う際のポイントについてご紹介します。
転職サイトを見ていると、第二新卒歓迎などという記載を見かけることがあります。
第二新卒とは、どのような人を指すのでしょうか。
新卒とは、大学や専門学校などを卒業してすぐに働く人たちのことです。
一方、第二新卒という言葉には、新卒のように明確な定義があるわけではありません。
しかしながら一般的には、新卒で入社してから1年~3年程度の社会人経験を持つ20代半ばまでの人材を指すことが多くなっています。
中途採用とは、大学などを卒業してから一度でも働いたことがある人を採用することであるため、第二新卒も中途採用のくくりに含まれるものです。
中途採用では、第二新卒採用のほかに、これまでの社会人経験で得た経験やスキルを求めるキャリア重視の採用があります。
厚生労働省では、新規学卒就職者の離職状況を公表しています。
2021年に公表されたデータによると、2020年度の新規学卒就職者の就職後3年以内の離職率を見ると、大卒者の場合は31.2%が3年以内に離職していると示されています。
※参考(厚生労働省 新規学卒就職者の離職状況 https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000177553_00004.html)
このことから、およそ3人に1人は3年以内に新卒入社の企業を辞めていることが分かります。
また、第二新卒は転職に積極的な傾向があり、ここ数年で第二新卒の転職決定者数は大きな伸びを見せているというデータも出ています。
※参考 (転職決定者数 推移グラフ https://style.nikkei.com/article/DGXZQOLM149GT0U1A011C2000000/?page=2)
第二新卒を積極的に採用する企業は多いと言われています。
なぜ、企業は第二新卒を積極的に採用しているのでしょうか。
第二新卒は、新卒で就職した企業で研修を受け、基本的なビジネスマナーを身に付けていることがほとんどです。
したがって、新卒を採用する場合と比べて新人研修のコストや時間を削減できるというメリットがあります。
また、第二新卒は20代半ばの若い世代です。
多くの場合、前職で仕事のやり方に固辞することなく、新しい会社の風土や環境にもなじむ柔軟性も持ち合わせています。
若さゆえの柔軟性の高さも、企業にとっては魅力的な点です。
一般的に中途採用の場合は即戦力を求める傾向にあり、前職までに培ったスキルや経験が採用に大きな影響を与えます。
しかし、第二新卒は前職での在職期間が短いために、経験やスキルをそこまで重視されることはあまりありません。
仕事に対する熱意やポテンシャルの高さ、新しい環境になじむことができる柔軟性など、第二新卒の採用では意欲や人柄が重視される傾向にあります。
企業は第二新卒を積極的に採用し、キャリアよりも意欲や人柄を重視した採用を行っています。
第二新卒がこのチャンスを活かし、転職を成功させるポイントをご紹介します。
若い人材を採用したいと考えている企業でも、なぜ新卒で入社した企業を短期間で辞めることになったのか、第二新卒の退職理由は気になるところです。
退職理由によっては、採用してもまたすぐに辞めてしまうのではという不安がぬぐい切れない場合があります。
面接時には、採用担当者のそのような不安を払拭させることが大切です。
なぜ、前職を退職したのか、または退職しようと考えているのか、そしてその経験を基に次はどのようなことを目指し、新たな会社ではどのようなビジョンを描いているのかをしっかり伝えることができるように準備をしておきましょう。
第二新卒にとっては、転職活動は初めての経験です。
同じ学年の人たちが一斉に活動をしていた新卒時の就職活動とは異なり、周りに情報交換をできる友人は少なく、OB訪問やOG訪問も新卒時のように活発に行うことは難しくなります。
そんな時に頼りになるのは転職エージェントです。
第二新卒だからこそ、次の会社は自分の希望を実現でき、長く働くことができる環境を選びたいものです。
転職エージェントでは、担当アドバイザーが希望の業種や職種などをしっかりと聞き取り、条件に合致した企業を紹介してくれます。
また、転職支援のプロの視点から書類選考や面接を通過するためのポイントもアドバイスしてもらえるため、第二新卒の転職時のパートナーとして心強い存在になるでしょう。
第二新卒とは、新卒入社後1年~3年程度で離職した20代半ばの人材を指します。
おおよそ3人に1人が3年以内に新卒入社の会社を辞めているという現在、第二新卒を求める企業は少なくありません。
社会人経験が長くはない第二新卒の場合、転職では経験やスキルよりも意欲やポテンシャルを重視した採用が行われています。
しかし、初めての転職では分からないことや不安なことも多いはずです。
失敗しない転職活動をするためには、転職エージェントの利用も検討することをおすすめします。
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