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SEM情報コラム
Web業界では個人のスキルや価値によって、発揮できる能力が大きく変わります。
その結果、自分の価値によって収入を増やすことも可能なのですが、一方で自分が今どのレベルにいるのか、そして価値の高いスキルとは何かについては、案外把握していないかもしれません。
自分の市場価値がどの程度のものなのか、それを知るためにはまずどんな人材に価値があるかを知っておく必要があります。
ここでは主に評価される三つの価値を紹介しますので、自分がそれぞれどの程度の能力を持っているかをチェックしてみてください。
コンセプチュアルスキルとは、知識や情報などが複雑に絡み合っているものを、概念化してシンプルに把握できる能力です。
別名「概念化能力」とも呼ばれます。
概念化とは、物事の本質を見極めることであり、問題解決能力とも言えます。
例えば組織をより強力にしたいときに何をするべきか、あるいはトラブルが起きたときにどう解決し、これからにつなげるかといった事象は、色々な要素が絡み合い簡単に解決することは難しいのですが、コンセプチュアルスキルが高ければその本質を見抜くことができ、可能性を最大化できるようになります。
このコンセプチュアルスキルが高い人こそ、組織の中で価値のある人材としてみられることになり、自分の価値を高めたいのであればこのスキルを磨くことを意識するべきなのです。
テクニカルスキルというのは、技術的な能力です。
自分の職務を確実に遂行する能力であり、Web業界であれば、マーケティング担当ならマーケティングスキル、SEO担当ならSEOスキルといった能力です。
それぞれの専門性を深く追求するのはもちろんですが、Web業界ではそれぞれの職務が密接に関連してくるため、できるだけたくさんの職務のスキルを深く身につけている人材が、その価値を見出してもらえます。
上記二つはいわゆる能力として仕事ができる、という価値ですが組織として、そして個人間としての評価を高めるのに必要なのが、ヒューマンスキルです。
ヒューマンスキルとは周りの人との協調性や、良好な関係を築くことができるスキルで、特に組織に属して仕事をする場合、このスキルが周りからの評価を得るためには必須とも言えます。
もちろんフリーランスとしてならば対人関係による評価は多少軽減しますが、それでもクライアントとのやりとりなどでは、人間関係を良好にすることは重要なので、決して無視はできないスキルと言えます。
では続いて、自分の価値をどのように測れるのか、その方法についてみていきましょう。
単純に人材の価値を年収として考えた場合、価値を計るためには年収をチェックすればおおよその見当はつくはずです。
もちろん価値の全てが給料というわけではありませんが、数値化できる一番わかりやすい指標となるのが年収となります。
業界の平均年収は職種によっても異なりますが、おおよその年収をチェックしてみると、30代後半のWebエンジニアの場合は平均で620万円程度となっていて、エンジニアの場合は比較的高年収であることがわかります。
このように自分の業界で同じ職種の年収をチェックしてみれば、今の自分の年収と比較して自分がどの程度の価値があるかを把握することが可能となります。
さらに待遇面や仕事内容をチェックするのであれば、求人情報を見てみるというのも一つの方法です。
求人情報には給与はもちろん、仕事の概要や給与以外の待遇面なども掲載されていますから、そこから見て自分の今の状態がどのくらいのレベルなのかを比較できます。
業界大手の企業の求人情報がどの程度なのか、それに対して自分の今の給料がいくらなのかを比較してみれば、おおよその自分の価値が見えてくるはずです。
もう少し具体的に自分の価値を知りたいのであれば、実際に転職活動をしてみても良いでしょう。
もちろん全く転職する気がないのに転職活動するのは周りに迷惑をかけますが、自分の価値を本気で試したいのであれば自分の次のステップを考えながら、新しい仕事を探すことで現時点での自分の価値というものが明確に見えてくるはずです。
もちろん転職がうまくいくかどうかはタイミングや相性という要素も大きいため、必ずしも価値があれば採用され、価値が足りないと不採用という結論になるわけでもありません。
しかし今の自分を客観視して価値を計る方法として、転職活動にチャレンジすることは悪くない選択です。
自分自身の価値を見るということは、人生のキャリアを上り詰めるために大切なことです。
まずは収入や業務内容を他者と比較したり、自分のスキルをあらためてリストアップしてチェックし直したりなど、アクションをしてみても良いでしょう。
その上で、WEB広告運用やWEBマーケティングなど、デジタルマーケティング業界への転職や副業、フリーランスに興味がある方は、エージェントを通じて価値を相談してみるという選択肢もあります。
Web業界なら、例えば業界に詳しいアカハイエージェントに相談してみてはいかがでしょうか。
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