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WEB広告業界の市場規模と求人動向について

WEB広告業界の市場規模と求人動向について

転職活動をしていると、その業界の市場規模はどのくらいだろう?と気になる人は多いかと思います。その業界に転職する上での予備知識としても知っておきたいですよね。
ちなみに、アカハイエージェントがいる人材事業の市場規模は年々右肩上がりで、totalすると9兆円を超えています!

少子高齢化で労働人口が減ってるし‥少なくなっていそう‥と思った方もいるかもしれませんが、そんなことはないようです。アカハイエージェントが関わる人材紹介と人材派遣については、6.5兆円ぐらいです!んー、すごい。いろんな人と出会って良いところにご紹介したいと改めて思います!

そして今回は、アカハイエージェントが特化しているWEB広告業界の市場規模と、コロナ禍における求人動向などについて紹介します!

WEB広告業界の市場規模について

現在のWEB広告業界の市場規模は、矢野経済研究所が調査した『国内のインターネット広告市場』によると、2018年度は1兆6,950億円との結果が出ています!

こちらの調査が発表されたのは2019年12月ごろですが、2020年度予測では約2兆円になると予測しているため、2020年現在は2兆円ほどの市場規模になっていると予想できます。

2023年度予測ではおよそ2.8兆円と、3兆円超えに迫る勢いです!!スマートフォンの普及や5Gの登場も追い風となり、今後もどんどん増え続けていくだろうと予想できます。

単純にWEB広告業界のみの成長にとどまらず、

  • 各メディアや媒体との業務提携や統合
  • WEB広告の提供元が成熟してきていること
  • 消費者の購買行動が詳細にわかるようになったこと
    • などから緻密な戦略が必要となり、出稿量が増え続けているのではないかと考えられます。

      なんだか必然なような気もしますが、文字にするとこんな感じでは?と思います。

WEB広告種別の市場規模

WEB業界の市場規模が分かったところで、その中でも何が一番広告費として売上が大きいのかって気になりますよね。
そりゃそうだよねって思う人がほとんどかもしれませんが、ぶっちぎりで検索連動型広告とディスプレイ広告です。全体のおよそ8割にあたります。

いわゆるリスティング広告ですが、これってインターネットが誕生して、それを広告媒体とした頃から全く変わりません!
消費者が能動的に検索をする。自らの意思で広告を見に行ける広告。これが革新的で今も形を変えながら進歩しています。この広告手法に勝るものは中々‥。

そして、その運用に携わっている職人の皆様は本当にすごいと思います!心から尊敬です。
これからは動画広告やスマートフォンの進化、5Gによる更なる情報量やスピード感を持った配信手法が主流になってくると思います。

情報過多な所もある世の中ですが、大きな規模を把握して、その詳細を見るとその中に何かのヒントが隠されているかもしれません!

広告業界全体の市場規模

WEB広告業界に関連して、広告業界全体の市場規模についても簡単に紹介しておきたいと思います。

媒体としては、テレビCM・新聞・雑誌・ラジオなどを含むマスコミ媒体広告と、屋外広告や交通広告、DMやフリーペーパーなどのプロモーションメディア広告、そしてWEB広告が主となります。

2019年の日本の広告費を見ると、日本の総広告費はおよそ6兆円。先ほど紹介したように、そのうちおよそ2兆円がWEB広告となっており、ついにテレビメディア広告費を超えています!

また、マスコミ媒体広告、プロモーションメディア広告、WEB広告の中でも、前年と比べて増加しているのはWEB広告が圧倒的!
こちらのデータからも分かるように、広告業界の中でも特にWEB広告業界は飛躍的に成長している業界だと言えますね。

企業が求めているのはWEBマーケティングのスキル

前述のとおり、広告業界の中でも特にWEB広告業界は成長は著しく、今後もかなり成長が期待できる業界であることが分かりました。

我々アカハイエージェントは皆様の転職のお手伝いをする立場にありますが、WEB広告業界の会社様に訪問をしてヒアリングをしていると、この会社は何のジャンルに力をいれようとしているのか?というのが分かります。

そんな中でもひしひしと感じることですが、現在転職市場において、WEBマーケティングのスキルがかなり重宝されております!

どの会社様もWEBマーケティングのスキルがある人材が欲しい、このスキルは欠かせない、などおっしゃる企業様が非常に多いです。
なぜ、現在このWEBマーケティングのスキルが重宝されているのでしょうか?

WEBマーケティングがさらに重要になっている

理由は、スマートフォンの普及により、身近にインターネットがある現代の日本社会ではユーザーが何かのサービスを利用するときに、インターネットで情報を検索してそこで見つかった情報を元に利用をするというケースが非常に多くなっているからだと考えています。

実際に、何かを買おうと思ったりどこかへ行こうと思ったりするとき、わたしたちはスマートフォンやパソコンを使ってインターネットで調べますよね。必然的に、インターネットで情報収集をし、そのままインターネット上で完結(たとえば購入、予約、申込みなど)することが多くなってきていると思います。

そのため、WEBマーケティングやWEBでの集客方法が不十分だと、そのようなニーズを獲得することができずに他社との競争に負けてしまいます。

つまり、お客様に自社のサービスや商品を認知する、購入してもらうといった一連の流れにWEBマーケティングが欠かせなくなってきているのです。となってくると、売上に直結するWEBマーケティングというスキルがいかに重要なのか分かります。

WEBマーケティングのインハウス化の推進

しかしながら、このようなWEBマーケティングがなかなか自社でうまくいかないと、苦悩している企業様も多かったのが現実。そのため、2000年頃からWEB広告運用をはじめとしてWEBマーケティング全般を代行して行うという”WEB特化型の広告代理店”が参入してきました。
20年近くたった現在、東京都内を筆頭にこのWEB専門の広告代理店が数多く存在しております。

このようなWEB広告代理店にお願いする企業様が多いことはもちろんですが、それと同じくらいWEBマーケティングスキルを持つ人材が重宝されているのも事実です!

その背景には、ここ数年前より、求人企業のニーズとして注目される「WEBマーケティングのインハウス化の推進」があります。

通常、企業がWEB広告運用をする場合、自社内にWEBマーケティングスキルを持った人材がいない(運用できる人材がいない)と、WEB広告代理店にお願いする形(=アウトソース)となります。
しかしここ数年で、自社内にWEB広告運用担当者を持ち、WEBマーケティング全般を自社内で行いたいとインハウス化を希望する企業様が多くなってきています。

アカハイエージェントの紹介先でも多くの事業会社様から同じ内容のご意見を聞きます。外注コストの削減ももちろんですが、インハウス化することにより連携などがスピーディーになり、企業のサービスの向上、ノウハウの自社保有などのメリットがあるため、多くの企業様が望んでいるのだと考えられます。

リスティング広告運用経験者が求められている

企業がWEB広告運用のインハウス化を求めているという背景も重なり、WEBマーケティングのスキルは非常に重宝されているのです。

逆に言えば、WEBマーケティングスキルを持った方、特にWEB広告の中でも半分以上の割合を占めるリスティング広告運用経験者は、求人市場において非常に求められている人材だと言えます。

ここで何が言いたいかというと、企業はよりスキルのある人材、受動的ではなく自分で考え自ら行動できる人材を求めております。

ただWEB系の業界ですと「自分のスキルが役に立つのか?」「業務内容は具体的にどのようなものなのか?」といったスキルマッチが不安になってきますよね。

そこでアカハイエージェントは、本来のメイン事業でもある広告代理店業でのノウハウを生かした転職支援を行っております。これによりミスマッチの減少より求職者様にあった求人のご提示が可能になっております。

また、アカハイエージェントではこのWEB専門の広告代理店や企業の広報、WEBマーケティング担当の求人も数多く取り扱っております。
今一度なぜWEBマーケティングというスキルが重要なのか再認識し、さらに自身のWEBマーケティングスキルの向上に努めてみてはいかがでしょうか?

コロナ禍以降のWEB広告業界の採用状況

最後に、みなさまも気になっているであろうコロナ禍以降の市場状況についてお話します。

現在は、コロナ禍の影響でWEB面談の導入などがされていますが、意外にもアカハイエージェント求人の企業様で採用の停止をしているのはあまり無いような印象を持ちました。
特にベンチャーや中小規模の代理店さんはストップすることなく、採用活動を続けているというイメージがあります…!

ではいったい、コロナ禍においても採用活動を続けている理由はどういったことがあるのでしょうか?私なりに理由を考えてみました!

1.人材が流れてくると想定している

コロナ禍において、大手企業では一時的に採用を見合わせていたり、面接の延期が発生したりしています。
つまり、本来なら大手企業への採用に流れてしまうはずだった人材が、中小企業やベンチャー企業へ流れてくるとも想定できます!普段であれば採用のチャンスがなかったかもしれない人材が来る可能性が高いので、採用の強化をしているのかもしれません。

2.良い人材がいたら絶対採用したいという思いがある

これはどの企業様でも言えることではありますが、特に中小企業やベンチャー企業の場合は特に強い思いかもしれません。
採用を見合わせれば当然良い人材に巡り合う機会も失ってしまうので、採用活動は止めずに続けているという企業様も多いのではないかなと思います。

3.リモートでもある程度の自由度があるため調整がしやすい

大手企業の場合は、「面接時は必ず対面で」であったり、業務においてもなかなかリモートワークや在宅勤務にシフトしづらかったりする状況かもしれません。
一方で、中小企業やベンチャー企業の場合は、すでにリモートワークや在宅勤務を取り入れている企業様も多いので、リモートでの面接でも調整しやすいという利点が考えられます。

上記のような理由も考えられ、実際に採用活動をそのまま続けている企業様も多いので、コロナ禍だからといって転職活動を諦めなければいけないわけではありません。

まとめ-さらに成長が見込めるWEB広告業界

リモートワークが増加した中、人材募集をしている企業様は採用活動を活性化している!?という印象も見受けられます。
アカハイエージェントはWEB広告に特化した人材や求人を取り扱っておりますので、リモートワークしやすい業界だからと言ってしまえばそれまでかもしれませんが、ここへきて働き方に対して柔軟な考え方が出てきたように思えます。

アカハイエージェントとしても、求職者の皆様が働きやすい環境・条件で生活ができるような転職支援をしたいと考えております。今後も新たなサービスや仕組みを考えていきますので、楽しみにしていて下さい!

転職者様にとっては、「リモートワークでも働き先はある?」
求人企業様にとっては、「採用コストを見直さなければいけないかもしれない…」

こんな疑問や悩みを解決できるような、アカハイエージェントならではのサービスを生み出せればと!
色々な事に制限がかかっている時節ですが、自分に出来ること、相手の立場にたった行動をしていきたいと思いますので、「今の環境よりももっと大きな場所で挑戦したい!」「これを機にリモートワークで働ける職場に転職したい」などと転職を考えている方は、ぜひアカハイエージェントにご相談ください!

>>アカハイエージェント無料登録フォーム

※参考サイト※
「インターネット広告市場に関する調査を実施(2019年)/矢野経済研究所」
「2019年日本の広告費/電通」

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